クローズアップ

Colorful Palette

2018.07.22 掲載
認知症サポーター養成講座
平成30年5月16、23日、環境システム工学研究所1階にて、京都市常磐野地域包括支援センターの高齢サポート・常磐野 様にお越しいただき、認知症サポーター養成講座を開催いたしました。
■■■ 認知症とは?
認知症は
『脳の病気』です。
いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったりして、脳の司令塔の働きに不都合が生じ、さまざまな障害が起こり、生活する上で支障が、およそ6ヶ月以上継続している状態を指します。
認知症の症状
・記憶障害
・見当識障害※
・理解・判断力の低下
・実行機能の低下
・感情表現の変化 等
※見当識とは、現在の年月 や時刻、自分がどこにい  るかなど、基本的な状況 を把握すること。
加齢による物忘れと認知症の記憶障害との違い
加齢によるもの忘れ
・経験したことが部分的に思い出せない
・目の前の人の名前が思い出せない
・物の置き場所が思い出せないことがある
・何を食べたか思い出せない
・約束をうっかり忘れてしまった
・身の覚えが悪くなったように感じる
・曜日や日付を間違えることがある
認知症の記憶障害
・経験したことの全体を忘れる
・目の前の人が誰なのかわからない
・置き忘れ・紛失が頻度になる
・食べたこと自体を忘れる
・約束したこと自体を忘れる
・数分前の記憶が残らない
・月や季節を間違えることがある
■■■■ 認知症サポーター
認知症サポーターは、
     「なにか」特別なことをする人ではありません。
認知症について正しく理解し、偏見を持たず、本人やその家族を見守り・支える『応援者』のことです。認知症サポーターには「認知症の人を応援しています」という意志を示す「目印」であるオレンジリングが渡されます。
「認知症を理解する」
の講座の後、認知症の人とどう接するのかを、寸劇やグループワークを通して対応の仕方を学びました。
認知症の人への対応ガイドライン
基本姿勢
認知症の人への対応の心得”3つの「ない」”
1 驚かせない
2 急がせない
3 自尊心を傷つけない
認知症の人への具体的な対応の7つのポイント
・まずは見守る
・穏やかに、はっきりした話し方で
・余裕をもって対応する
・声をかけるときは一人で
・後ろから声をかけない
・相手に目線を合わせてやさしい口調で
・相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する。
オレンジリングはサポーターの証
■■■■■ 参加者の感想
認知症による物忘れと加齢による物忘れの違いを周りがわかっていないと、相手を責めてしまう可能性があると思いました。話をきいてあげることは、認知症の人に対してだけじゃなく普段から心がけていくべきことだと考えさせられました。
杏川
ただの物忘れではなく、記憶そのものが消えてしまう認知症の記憶障害は、とても怖い病気だと感じました。話をゆっくり聞き、優しくアドバイスができるよう心がけていきたいと思います。
杉本
認知症は、一人ではどうにもできず周りの人の支えが必要になってくるので、困っている人がいたら声をかけ、自分が困っているときは声をかけてもらえるような良好な関係を地域で築くことが必要だと思いました。
日下部