クローズアップ

Smile Hunt

日新電機株式会社
電子デバイス事業推進部 部長
かくたこういち
角田 孝典 さま
日新電機株式会社

毎年売り切れ続出!噂の光るうちわ

TVや、新聞でも紹介されたことのある「仰ぐ力で光るうちわ:宵待蛍」。 実はこのうちわ、電池などを必要とせず、LEDを発光させる環境にもやさしい ※「圧電技術」が利用されており、エレクトロニクス関連メーカーで開発されたものなのです。 暑い夏に涼と彩りを添えるうちわ「宵待蛍」の開発者、 日新電機株式会社 電子デバイス事業推進部 部長 角田孝典さまにスマイルハントです。

発想の転換で「涼風」を届けたい思いは
形を変え、
エレクトロニクス
と工芸技術がコラボレート。

角田部長がこの「圧電技術」を利用して、新商品を作りたいと思い立ったものが、 扇風機より体に良いと言われるうちわの風を起こす機械でした。

開発にあたり京都大学と共同研究までおこないましたが、 技術的に実用化できないことが判明。行き詰まりを感じていた時、 LEDをうちわにつけて仰いでみると、仰ぐ動きに同期してきれいに光る事に気づき、 それが製品化へのきっかけとなりました。

うちわの開発は、
大きな未来を拓くきっかけのひとつ。

角田部長は、これまで一般消費者との関わりが薄い専門的なインフラの世界で 仕事をされてきましたが、この仕事によって、一般消費者の多様な意見を知り、 開発者として、考え方の幅の広さを持つ大切な経験をした、 最近は飽和状態になりつつある技術の世界だが、 異文化や異業種を組み合わせることは新たな市場を拓くきっかけとなる。 これからもチャレンジ精神をもって可能性に賭けていきたい、とおっしゃいました。

「うちわ(伝統工芸)とLED(エレクトロニクス)」という異文化、異業種を繋げる。 発想してもなかなか形には成りづらい事です。それを形にしてしまう、 角田部長のような発想の機転と強い信念を持つ技術者が世の中に新しいものを生みだし、 私たちの生活に潤いをもたらすのだと思いました。

人と技術の未来をひらく

創業から95年という歴史を持つ日新電機は、 時代のニーズに添ったエレクトロニクス技術を提供しています。 静止重電機器から太陽・風力発電まで、新しい発想で技術力を結集し、 更に豊かな社会を目指して、人々の暮らしや産業に貢献できる製品づくりを目指しています。

(注)日新電機ではさらなる飛躍を期待しこの関連事業を 日新電機協力会の有志からなるジョイントベンチャー会社 ”京都クリエイティブイマジン(KCI)”へ事業移譲しました。

※うちわに利用されている圧電技術とは? 圧力をかけた瞬間に弱い電気が発生する端子がうちわの軸にあり、仰ぐ圧力で発光する。

日新電機株式会社外観 社屋外観

宵待蛍 2005年版「宵待蛍」(花火が光ります)