クローズアップ

Smile Hunt

茨木市教育委員会 生涯学習部
次長兼 中央図書館長
みずたにこういち
水谷 浩一 さま
茨木市立図書館

お役所仕事とは言わせない!

平日で一日千人、休日で2千~3千人と、 20万~30万人都市では全国トップクラスの利用者数を誇り、 その利用率の高さから他府県からの視察も多く、 活気ある茨木市立中央図書館。企画プランニングから、営業、予算編成までこなされ、 仕事がとても楽しいとおっしゃる就任4年目、館長 水谷浩一さまにスマイルハントです。

茨木市民が集う人気の図書館

広々としたホールに高い天井の館内は溢れるばかりの蔵書と多数の市民で賑わっています。 なぜ、これほどまでに市民に愛される図書館になったのか、 広くて居心地のよいことも魅力のひとつですが、創設当時から 「市民の為の図書館」という方針を掲げ、市民の声を聞き、できる限り要望に応じることに徹し、 幅広い資料を収集してきたからだそうです。

例えば雑誌の種類やベストセラー小説の複本を多く取り揃えるほか、 利用者の年代統計から、ビジネス層の利用も多いことを配慮し、 水曜から金曜は夜8時まで開館するなど、 利用したくなる、利用しやすい図書館を心がけてこられました。

誠実さと熱意をもってネットワークを構築

水谷館長は、市職員としてこれまで様々な施設に従事されましたが、 そのなかで、人脈の構築こそが重要なことだとお考えのようです。 営業という気持ちをもっていろんな場所へ自ら出向き、 誠実に熱意を持って話をされてこられました。

それらが功を奏し、本庁内での予算取りでは利用率の高さの後押しもあって交渉がしやすくなり、 また様々な部署からも図書館内で開催できそうな創作展示の情報を持ちかけてもらえるなど、 点字訳や、子供のためのボランティアも増員することができたそうです。

これからも市民の要望で育っていく
図書館でありたい

水谷館長は、「蔵書の選定にしろ、講演会にしろ、 市民のみなさまが利用してくださることが大切であり、みなさんの意見をきくことで、 図書館も我々も成長します。そういった中、スタッフそれぞれがサービス精神に徹し、 良い図書館にしようという気持ちを全面に出してくれている。 そして利用される市民のみなさんがニッコリ笑って帰ってくれる。 我々の良い図書館にしようという取り組みが、市民のみなさんの笑顔になる。 こんなに嬉しいことはない。私はこの仕事が楽しいんです。」とおっしゃっていました。

茨木市立中央図書館は、スタッフのスマイルが市民のみなさまに伝播し、 スマイルが溢れる明るい図書館でした。

茨木市立中央図書館は、120万冊の蔵書に、雑誌は400種も取り揃えられ、 CD、ビデオなどの視聴覚資料も充実した図書館です。

また、文学者の富士正晴記念館も併設されているほか駐車場も100台完備し、 子供から高齢者まで利用しやすく、暮らしに身近な図書館を目指しておられます。

平成17年7月に、文字・活字文化振興法が施行され、 全国の図書館で子供読書推進計画が展開されてからは、児童に先ずは図書館にきてもらえるよう、 ボランティアによる「おはなし会」や「おもちゃ作り教室」などの行事を実施し、 本に興味をもってもらえるよう側面からも支援されておられます。

市立図書館館内 平日でも多数の市民で賑わう館内

表彰状 文部科学大臣から子どもの読書活動の実践に対して表彰を受けられています。