クローズアップ

Smile Hunt

京都大学医学部保健学科
「女性のこころと
からだの相談室」の
みなさま さま
女性のこころとからだの相談室

「女性のこころとからだの相談室」から担当者の、岡島先生にお話をお伺いいたしました。看護師を2年、助産師を12年、アフリカとバングラデッシュにおける医療・看護活動を4年4ヶ月。看護教育も7年という多彩な経歴をお持ちである岡島先生。そんな岡島先生の発案した「女性のこころとからだの相談室」設立の経緯は?取材中も優しい微笑みで語りかけてくださった、岡島先生にスマイルハントです。

お母さん達に励まされながら、
桶谷式乳房治療手技を取得

岡島先生が助産師として活躍されていたとき、お乳の出にくい人たちへの乳房マッサージを施されていましたが、このマッサージが大変苦痛を伴うため、母体に優しい施術はないかと探し、桶谷式乳房治療手技を修得されました。この手技の研修期間中、多くの患者さんが「そうじゃなくてこうよ、桶谷先生のマッサージはこんな感じよ。」と慣れない手つきの岡島先生に優しく教えてくれたそうで、一週間のうち休みは半日だけという厳しい研修でしたが、たくさんのお母さんたち(患者さん)の声に支えられ、頑張ることができたそうです。

女性の見方がここに・・・

以前の助産師は、妊産婦のことから子供の育成、家族生活、更年期に至るまでの悩みや健康の相談を受け、女性の生涯のアドバイザー的な役割をしていたそうです。しかし最近ではこのような相談に応じる人や場所が減少してしまい、どうしても相談できる機関が必要なのでは、という思いのもと、保健学科の有志の先生方が募り、「女性のこころとからだの相談室」が設立されました。

この相談室で岡島先生は、助産師としての経験と桶谷式乳房治療手技を活かし母乳・育児相談を受けておられますが、他にもおよそ15名の専門家が思春期・青年期心理相談、生活習慣改善・介護予防、中高年期・更年期、体力づくり、療育相談、妊婦・不妊相談、不育症等(右表参照)様々な相談を受けています。

「便利で豊かな世の中になったはずなのに、人と人との繋がりは、なぜか希薄になってきています。こんな時代だからこそ、目と目を合わせ、心と心がふれあう会話が、患者さんのための本当の相談になるのではないでしょうか。」とおっしゃっていました。お話していると、豊富な経験と知識もさることながら、声の掛け方ひとつにも思いやりが感じられる岡島先生。安心して心を開くことのできる相談室から、穏やかな微笑みで部屋を後にする女性が見えるようでした。

女性のこころとからだの相談室」は、女性がそのライフサイクルにおいて遭遇する健康問題に対して、こころとからだの両方から総合的に相談に応じることを目的に設立されました。月曜から金曜まで、相談内容によって専門の担当者が対応し、予約制になっているため、時間を掛けて安心して相談できます。相談担当者は白衣を着用せず、室内も病院の一室という雰囲気を無くし相談者が話しやすい環境づくりを心がけておられます。 また、相談内容によって治療が必要か判断し、各診療課に振り分ける医療としての役目も担っています。

表彰

窓から明るい日差しが入る家庭的な雰囲気の室内

表彰

各分野の専門の先生が対応してくださいます。